想真（soushin）
インタビュー
Q. 自己紹介をお願いいたします。
地球をハッピーにする使命を持っていて、ベトナムやパレスチナなどアジア各国での舞台出演や、孤児院・村をまわり、そこで暮らす方々と一緒に踊ったり、共に生きる活動を続けています。
Q. 地球をハッピーにする使命、とてもステキですね。
今はすごく地球を愛しています、でも最初は、宇宙から地球を見たら、地球って怪獣みたいだなぁ、怪獣を倒さなきゃ！と思っていました（笑）
以前の僕の悩みは、地球にいるのに重力を感じなくて、わ～～！っていつも宇宙に落ちていってしまう感覚があることでした。 地球から離れてしまう！ と思って、必死で地球にしがみ付いていたんです。
でも地球のいろいろなところをまわっている最近では、地球のことを外側や内側からも見られるようになって、 「自分で宇宙や地球の居場所を変えることができている」という実感があります。
Q. 具体的に世界を回るようになったきっかけ、というのはあるのですか？
ひとりでまわっていくうちに、 “そのときだけの笑顔”ではイヤなんだ…本当の“心からの笑顔”で世界をつなぎたいんだ！！ って思うようになったんです。
Q. 世界を回る中で、悲しかったことや、嬉しかったことはありますか？
僕がごはんを食べていたら、物乞いしている女の子達が「プリーズ」って来たんです。 でも僕は、「物やお金を渡す支援」をしにきたのではなく、「地球の豊かさ」という目的でいっしょに生きるために行っているから 何かを渡す考えすらなかった。
だからそのとき僕は、「ごめん！なにもあげられない。だけど、僕は絶対にこの地球をハッピーにするからさ！そしたら一緒に踊ろうよ！」と その子達に言いました。
そして帰国した数日後、ふと急にそのことを思い出しました。
「あれ？ なんであの時、あの場でいっしょに踊らなかったんだろう…」
「地球をハッピーにしてから踊るんやなくて、今そのとき、やらなくてどうするんだよ！」って。
僕、なにしてんだろ… なにしに行ったんだろ…って、自分に対して、とてもくやしかったです。
嬉しかったことは、現地の人たちと心が通いあう瞬間です。
色んな国を回る中で僕は、ストリートで暮らしている子どもや家族に、会いに行くようになりました。
全然言葉が通じなくても、ただずーっと隣に座っていたり、時々カタコトで話したり、 ストリートの子たちの空き缶集め仕事を教えてもらい、やっていたりします。
僕は、たとえば1ヶ月間海外に住み、日本に戻り、その2ヶ月後また海外へ、というスタイルの渡航をしていたのですが、 数ヶ月後にまた同じ場所に行くと、「あ、あの人、いる！」ってなるんですね。
すると向こうも「あ！」って、気付いて、すごく嬉しそうに笑ってくれて。
その人たちと僕は、特になにか接したとか、いっしょに何かをやったとかいうわけではないんです。 ただ、おんなじ気持ちで隣りに座っていただけだったり、おんなじ目標に懸命になっていただけ。
おなじ空間を生きていた、それだけでみんな覚えていてくれて、しかもみんなの満面の笑み。うれしいです。
Q. 先ほど「踊る」というワードが出ましたが、やはり想真くんと言ったらダンスですよね。
ダンス歴はどれくらいなのですか？
Q. え、そんなに短いのですね！？信じられません。
それでも、からだを動かすのが楽しいので テレビでやっているダンスを観ながら踊っていたり、ときどきヒップホップクラスに行ってみたり ということはしていました。
Q. 電車に乗るのも怖かったのに、そこから今は国境も越えてステージに立ったり、ダンスでみんなとハッピーになっているというのが素敵ですね。
パフォーマンスを拝見するのが、より楽しみになりました。今回の遊仲（うちゅう）では、何をされますか？
海外公演でとても好評をいただいた「狐影～KOEI（こえい）」パフォーマンスと 地球のおおきな愛をテーマに、もう１曲パフォーマンスします。
他にも、講演会の超ショートバージョンを。
パレスチナなど海外で僕が実際に体験し感じたことや地球をまわる想いなどを話そうかなと思っています。 それぞれの国で、それぞれの人達が、心豊かに生きていられれば、ということを話したいです。
さらに、会場みんなで身体を動かして楽しむ「FLY HIGH体操」を、ひさしぶりに遊仲でやっちゃいましょうか！という話も ひそかに進行中で。そのときは、星の王子・想真がひさしぶりに登場するかもしれないです。
そして、ステージ以外では1階のブースで、 「あなたのオーラを描く即興絵画コーナー」というものもやります。
僕はそこにいる人とかそこにあるもののエネルギーが、カタチとして見えるんです。 即興パフォーマンスのとき、会場のエネルギー、お客様たちのエネルギー、そのカタチを現したり動かしたり、なんてこともします。
それを、絵の具を使って表現するバージョンが、「あなたのオーラを描く即興絵画コーナー」です。 その方から感じるカタチを描いてあげると、その方が生きていく上でのヒントになるので。 今回は、ポストカードの大きさで、みんなに持ち帰ってもらえたらうれしいな、と。
ちなみに「カタチが見える」というのは、占いや特殊能力ではなくて(笑) 共感覚といって、2、3歳くらいまでみんな持っているものです。 僕はそれが至って普通に開いてる、というだけで、特別な何かを持っているわけではないです。
Q. 想真くんはいろいろな方法で「そこにある空間」を表現しているのですね。
ちなみに、即興ダンスの「狐影～KOEI（こえい）」と「地球愛」は、どのようなパフォーマンスなのでしょうか？
人の感情には喜怒哀楽などありますが、例えば怒る、泣くなどネガティブとみられがちな感情って 出しちゃいけないと思ってしまったりする。 でも、それを出すことで本当の意味で人間らしくなって最後に笑える、 ネガティブもポジティブもすべてふくめて、人間の真の笑顔につながっていくんだ！という想いで 狐影をやっています。
もうひとつは、地球愛。
最近、地球を抱きしめたくてしかたありません（笑）
僕たちは地球にいつも愛されているんですよね。 愛されていない人はいない。
ずっとこの地球は「愛」だった。むかしから、これからも。
「こんなに地球は愛してくれてるよ」 だから、その感謝の想いを込めて、地球に生きるすべてのものを感じ、舞います。
Q.最後に意気込みをお願いします！
よろしくお願いします！
想真さん、ありがとうございました！！！
プロフィール
想真（soushin）
地球を愛する宇宙人☆踊るラッキーボーイ☆
感情表現から踊るダンサー（即興ダンス、HIP HOP、JAZZ、コンテンポラリー）
モデル（東京コレクション出演）
その他 テレビや舞台出演多数。
150億歳。地球年齢14歳。 発達障害、性同一性障害(無性)などの障害を持つ。
Tensight Dancer。 自然・魂を感じながら、世界の真の笑顔を繋ぐため、
現在ベトナムやパレスチナなどアジア各国で舞台出演したり孤児院や村をまわる活動を続ける。
テレビや舞台にパフォーマンス出演ほか、ダンス講師、振付師、音源編集デザイナー、ヨガ・笑顔ヨガ＆身体ケア講師、海外活動講演会などの活動中。
ファッションブランド「tenbo」のモデルとして東京コレクションなどのファッションショーに出演。
夢は、世界中の人たちを愛すること。真の笑顔を繋いでいき地球すべてを自然に還すこと。
【最近の主な活動】
☆2016,10月：ファッションショー東京コレクション出演・ハンセン病少年役
☆2016,10月：NHK総合 バリバラ「バリコレ」生放送ダンス出演・太陽役
（11月NHKバリバラEテレ放送）
☆2016,9月：AUS公演「トキノトビラヒラクトキ」＠一心寺シアター出演
☆2016,8月：パレスチナ公演ベツレヘムフェスティバル出演
☆2016,7月：ベトナム日越文化交流フェス出演
☆2016,3月：ベトナム・観世音寺フェス2016出演
☆2016,2月：カンボジアKiZUNAフェスティバル出演
【Website】
【ブログ】
http://profile.ameba.jp/luckyboy-soushin/
【動画】
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