川﨑ナオヤ

インタビュー

Q.自己紹介をお願いいたします。

川﨑ナオヤ

A.俳優で、パーソナルステージディレクターの川崎ナオヤです。

幼い頃から、自分なりの世界観を持ち、その「自分を表現」したいと強く思っていました。

けれど…
「そんなことしちゃダメだよね」
「普通にしてないと」
「はみ出したら友達できないし」
そう言って、自分で勝手に自分を苦しめるルールを作り、僕ではない僕を生きていました。

そんな中、出会ったのが『演技』の世界。
そこで経験したのが、「自分にしかできない表現」を通し「命」を全身で感じること。

現在はこの経験を通し、伝えることで、「自分を忘れてしまっている人」へ“自分を思い出すきっかけ”を与えています。

Q.「夢種(ゆめたね)」「遊仲(うちゅう)」の運営母体であるi-STAGEの代表でもある川﨑さん。

夢種、遊仲への想いをお聞かせください。

川﨑ナオヤ

A.「障害」という言葉を使うことにずっと抵抗がありました。
そんな言葉を使わなくても、僕らは繋がっていけるのに…。

そんな想いで始めた小規模イベント「視覚障がい者の朗読劇」がi-STAGEの始まりの一歩です。 その後、イベントや障がい者体験会・勉強会、ワークショップ等を経て出会った仲間達の「タブーを壊したい!」という想いから「誰でも思うがまま表現できる場『遊仲(うちゅう)』」が生まれました

みんな、心のどこかでは
「自分という存在を知ってほしい」
「生きていることを全身で感じたい」

そうは思っていても気軽に表現できる場は少ないことを、僕も表現者の一人として知り、感じていたから。

同時に
「○○できないと、人前に出てはいけない」
「してみたいけど、勇気がない」
「自分が何かをしても、喜んでくれる人がいるわけがない」
と思い込んでいる人達の、気持ちの部分もサポートしたかった。

特別なことができなくても、何かに一生懸命取り組む姿は誰かの励みになる。
それは、stageの上に上がらなくても、サポートする側であっても、発揮できる。

どんな立場であっても、障がいがあろうと、なかろうと、一生懸命取り組むことの素晴らしさは、同じ。

そんな想いで活動を続けています。

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そして今回は『夢種』という番組コンテンツも、同時開催します。

「人の夢を聞いて何になるの?」というご意見も、頂いています。

確かにそうかもしれません。

でも、私の想いとしては「夢を語る」ということは、「自分を表現する」と一緒なんです。

夢を語り、表現し、命を全身感じる時間。
これは、単に発表者だけが経験することではありません。

この場に居合わせたみんなも、何かしらの刺激を受け、何かしらの経験をして帰ります。

この経験を是非とも一緒にして欲しいと思います。みなさんのお越しを心よりお待ちしています

Q.代表あいさつでは、どんなことをされますか?

川﨑ナオヤ

A.演技をします!と言いたいところですが、今回は一人での挑戦になるので多くはできません。

そこで、自分の身体と音(声)を使ってできる表現をしてみようと思っています。

どんな表現が自分の中から飛び出すか?自分自身でも楽しみです♪

Q.それでは最後に、当日への意気込みをお願いいたします!

川﨑ナオヤ

A.一人で人前に立つのは初めてです!
しかも芝居ではないことで今から緊張しますが、
当日はもっているものを全部出して、全身で表現していきます(^^)/

川﨑ナオヤさん、ありがとうございました!!!

プロフィール


Dream Work Labo.ホームページ 川﨑ナオヤFacebookページ 川﨑ナオヤブログ youtubeチャンネル

川﨑 ナオヤ

 

表現家

 

1971年生まれ

幼少期は「人とは違う表現」を好むお調子者だったが、小学校~中学校にイジメを経験。

大人しい「いい子」へと変わって行く。

 

映画専門学校を卒業後、海外で演技を学びたいという想いから2年間日本を離れる。

帰国後、奈良橋陽子氏設立 UPSアカデミーへ1期生として入学。

ストラスバーグ、チェイホフ、アレキサンダーテクニーク等メソッドアクティングを中心に、即興演劇も含めた演技の基礎を学ぶ。卒業後、舞台を中心に活動。 

“舞踏”の要素を取りいれた新しいカタチの演技で舞台に立つ。

 

2011年の舞台を最後に一旦活動を休止したが、子どもが生まれたことを機に、再び俳優として生きることを決意。自分の在り方や習慣を改め、独立。

 

現在では、演技スキルを活かしたコーチングや講師、スクールの運営を中心に活動中。

他方では、一般社団法人i-STAGEを設立。障がい者を含む多くの仲間と楽しい世界を創るためにイベント開催やプロデュース、番組制作も行っている。

 


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